社内LAN10Gbps化

社内LAN10Gbps化

サーバー設置は1年半くらい前になりますが、メモを兼ねてまとめておきます。

3DCADのファイルが開くのが遅いとの声があり、NASの更新と、NASと設計用PC間のLANの10Gbps化を行いました。
NASはSSD(2T)1台+HDD3台の構成で、SSDのデータを3台のHDDへバックアップしています。
スナップショットを大量に取ると動作が遅くなるため、SSDではスナップショットを取らず、
バックアップ先のHDDで1分に1回スナップショットを取っています。
チームで3DCADによる設計を行うため、誰かが間違えてファイルの変更を行ってもすぐに
元に戻せるように細かくスナップショットを取っています。

NASを変更したもう一つの理由がこのHPのようなWorkstationサービスを再起動しないとNASに接続できない不具合が出ていたためです。

samba1.0の使用を禁止する事も検討しましたが、一部組込機器でXP相当のOSを使用していたので、samba1.0の使用を禁止するのは不可能でした。

自由にバグ対策が行えるPCLinuxでNASを構築しました。

ジャンボフレームを使用したく無かったため、このNASのPCのCPUは性能が高いものにしました。

ベンチマークは以下のようになりました。

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・設置当初

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CrystalDiskMark 7.0.0 x64 (C) 2007-2019 hiyohiyo
Crystal Dew World: https://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

[Read]
Sequential 1MiB (Q= 8, T= 1): 1186.168 MB/s [ 1131.2 IOPS] < 7056.47 us>
Sequential 1MiB (Q= 1, T= 1): 833.080 MB/s [ 794.5 IOPS] < 1258.33 us>
Random 4KiB (Q= 32, T=16): 198.475 MB/s [ 48455.8 IOPS] < 10550.05 us>
Random 4KiB (Q= 1, T= 1): 24.936 MB/s [ 6087.9 IOPS] < 164.11 us>

[Write]
Sequential 1MiB (Q= 8, T= 1): 1147.824 MB/s [ 1094.7 IOPS] < 7282.21 us>
Sequential 1MiB (Q= 1, T= 1): 779.957 MB/s [ 743.8 IOPS] < 1343.16 us>
Random 4KiB (Q= 32, T=16): 95.140 MB/s [ 23227.5 IOPS] < 21855.94 us>
Random 4KiB (Q= 1, T= 1): 23.617 MB/s [ 5765.9 IOPS] < 173.22 us>

Profile: Default
Test: 1 GiB (x5) [Interval: 5 sec] <DefaultAffinity=DISABLED>
Date: 2021/11/04 18:28:15
OS: Windows 10 Professional [10.0 Build 19042] (x64)

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・2023年5月2日

 

 

速度がかなり低下しており、原因について調査する予定です。

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